封書とシーリングワックスのデザインの打ち合わせで御座いました。
やっている事はそれは大層、地味で陽の当たらない様な事に力を注いでおります
言葉を送るだけであれば、伝えるだけであれば
電子メールで事足りる訳ですが
電子文字の価値は私の中では最下位に値します
直接、対面で伝える事は最上位
ついでは手書きの文字だろうと思うのです。
ただ、もう少し字が美しく書きたいなと
感じながらも一文字一文字、呼吸をする様にしたためたりする時間はまた格別な物です。
デジタルを避けては原始的な暮らしに片足を踏み入れてしまいますので
自分の中での心地よいバランスを保ちたい。
シーリングワックスなんてのは
ただ封をするだけの物であって、それ以上でも以下でも無く
ただ私が以前、これで封が施された手書きの手紙を頂いた時に大変嬉しくて、捨てられずに今も所有していたりする。
たとえ、形に残らぬとも
感情として残る物は褪せないでしょうし
手をかけなくても良いところ
分かりやすいところは敢えて避けて行けたら良い。
封書のサイズには断固譲れぬ物があり
B5 三つ折りジャスト寸法出なければ
余白スペースに気持ち悪さを感じてしまう物です。
あとは気に入った万年筆が見つかれば
この件は無事着地といった所です。
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