終業後、少々肌寒かったのでツイード生地のベストを着込み、自転車にまたがり今日は、今夜こそシネマ到着最短記録を塗り替えようと長い事愛用している航空時計の普段使うことの無いクロノグラフをセットしペダルを漕ぐ
赤信号は止まれだ。
前回の記録は8分12秒
今夜は大きく更新6分42秒
なんとも小さな達成感だ。
車でいけば良いものの
あえての自転車と言うのが大きなポイントです
いける距離、場所はなるべく自分の動力だけで辿り着きたいのだ
ハドソン川の軌跡を観た
クリント・イーストウッドの前作
アメリカンスナイパーが当時とても印象に残っていて今作も大変期待に胸を膨らませながら。。
今年観た映画の中でダントツ一番良かった
作品はもちろんだがエンドロール中に流れる当時の実際の写真や、操縦していた機長サリーと乗客155名の未だ色褪せぬ絆が垣間見え
る
私はせっかちなので
作品が終わったらすぐに席を後にするタイプですが
こういった作品がピクサーを始め
今作のワーナー、東宝も入れる様になったから最後まで気が抜けない
何かあるのでは?と期待をしてしまう。
何も無ければがっかり(それが普通ですがね)
飛行機の操縦士歴42年
私の人生の全てだと言っていて、とても格好の良い大人だなと感じたと同時に
私の美容師歴42年になる頃にはちょうど60歳だなと
私がサラリーマンで定年退職をして
年金と貯金を駆使し、自由な毎日があるとする
朝から夜まで何をして過ごせば良いのだろう
それが余命の期間ずっと繰り広げられるのだろうか?
趣味、家族との時間?
私には出来ない。
社会の繋がりから離れ、生産する事を絶ち、消費だけをするだけの毎日にきっと生き甲斐を見つけられないだろうし、何よりスタイリスト業をやらなくなれば自分の中の芯の密度は薄くなり人格すら歪んでしまうだろう
そうだ、墓にはハサミを一緒に入れて貰おうとか。
そんな事を一瞬映画から意識が飛び考えておりました。
あとはこれを見に行かないと。
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