ダブルデッキ
”世界のど真ん中でティンパニーを鳴らして
その前を殺人者がパレードしている
狂気の顔で空は 歌って踊ってる
でも悲しい嘘ばかり俺には聞こえる”
始めて忌野清志郎の音源を手に入れたのは
実質まだシングルディスクが小さい時代
ワゴンでレンタル品がディスカウントで売られていて木根尚登と忌野清志郎のJUMPを買った
今も実家に帰るとその当時のミニサイズシングルが今も捨てられず、また行き場もなくクロークの中に眠っている
幼少期に限られた小遣いの中でシングル1000円なんてのは本当に大金でレンタルが主だった訳ですが
録音機材もカセットのダブルデッキ
A面、B面
オートチェンジ機能が無かったから、腰を上げてテープを裏返す作業はもはや一種の儀式の様でありました
今はデジタルが主流になっていて
抵抗があるかと言えば、もはや積極的に使っているし毎日色んな曲に出会える機会は増えた。
でもあの当時、音楽番組で聞いてレンタル屋で入手、カセットテープに録音という至ってアナログな聞き方は音楽をより楽しい物にしてくれたし強烈に思い出として残っています。
プレーヤーもMD.CD.カセット全て使ってきたけど
強烈に記憶に残っているのは
中学入学時に学生服を買うとカセットウォークマンが貰えて、それが本当に嬉しかった
今は無きAIWA製の本当に質素な物だったけど長い間愛用していた。
そういった忘れられない出会いって大人になると本当に少なくなったなと
もっと寄り道するべきだし
むしろ脇道に入るべきだなと
ふと考える。
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