頭の中で
使えそうになる物も、翌朝全く記憶にすら残らないような物まで様々なアイデアであったり
「実現できたら面白そう」だなというネタが出てくる
トイレに入っている時だったり、ドライしている時だったり、夢の中であったり
急に湧いたりする物だからそれはそれで困る
忘れやすいのでその日の内にメモをとる
浮かんだイメージをデッサンする
翌朝みてみると「なにこれ」「全然だめじゃん」が全体の80%を占めますが
やってみてから
考える。
よく分からんけれど
とりあえずやってみる。
ダメだったら直せばいい。
まだ髪もきれんくせに
いつかはこんなお店を開こうと
立地も何も決まってないし、存在すらしない架空の空間をひたすら作り上げていた
その集大成が今の店舗になる訳なので
けっして無駄では無かったですが
頭の中を吐き出して、いつも見える場所に貼っておくと
大概、それが叶うように指針をとる傾向にある
弱小かつ小さな美容室ですし
無借金経営派という性分もあり
膨大な資金は投じられないけれど
知恵がある。
作り上げる両腕がある。なんなら左官工もやったろうか。
今考えているのは
同じ建物に、コンセプトの異なるショップが混在したらどうなるだろうか?という事
アトリエサロンから、曲線で作られた開口部をくぐると
まったく違う香りや、オルタナティブな音楽、ミニマムで少しモダンな空間が広がっていて
それぞれ常置する人のファッションや雰囲気も異なる
提案していく引き出し(センス)がアトリエとは違う。
(結果客層も変わってくる)
でも同じお店。
サロンの人員が増えたとしても
自立した者同士でありたいし
ゲスト主導のサロンワークをしたいので
サロンとゲストの1対1の関係性は変えたくないし
何かに追われる様な仕事もしたくない。
今やっている事、やってきた事も本当に地味な事ばかりだけれど
「こんなお客様に来てもらいたい」というイメージはまったく変わっていなくて
そのお客様に向けて発信をしていく。
自分が優秀なスタイリストであれば、誰でも可愛くできる自信に溢れているだろうが
私は残念ながら優秀なスタイリストではない。
出来る事、出来ない事
得意、不得意も分かっている
だから投げかけている的は本当に狭いのだけれど、少しずつ形になってきて基礎が出来始めて来たなという手応えは感じ始めている。
女性的なスタイルを作り出す事の反面
毒が欲しくなって
レザーのライダースにビビットなショッキングカラーをしたモードな女性とか送り出せたら良いなとか(結果、変わらず的ちいさい)
もっとデザインに特化したコンセプトショップが出来たら、実現したら良いなと思う。
規模は求めないけれど密度は濃い目が揺るがない絶対条件です。
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